日本切手ノート (19)      15.01.06

★ 房桜茶1銭の桜葉仮彫と再刻のカバー
 
 房桜茶1銭は沢山残っていて入手は難しくない。値段も手頃なので中々の人気者
である。しかし、藪の中に入ると大変である。不統一印・ルレット目打・仮名入の耳紙
付切手・大きな使用済の塊・仮彫の再刻と挙げていくとキリがない。

 
 

 上はそれぞれ房桜茶1銭各2枚貼の封筒だが、右は5万円・左は28万円の値段が
付いている。右は仮彫・左はその再刻で、それだけでこれだけの差が値段に出て来
る。拡大しておくが分かるだろうか?専門店でなければ、掘り出す事は可能である。
さらっと見付けて何気なく買うのが掘り出しのコツであろう。尤もそうザラに見付かるも
のでもないが、また、見付かるようでは掘り出しとは言わない。


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