日本切手ノート (45) 16.04.22 |
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★ 関東大震災飛行郵便 |
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郵便史に興味を持たれる蒐集家が増えて来ました。其の中でも、震災関連の郵 便物は特に人気のある分野と言えましょう。この度、新しい使用例が5月の『タカハシ スタンプオークション第452回』に出品されますので、一足早く此処でお目に掛けましょう。 大正12年9月1日、東京から京浜地方を襲った未曾有の大震災は、郵便事情にも 多大な影響を与えました。都市部の通信網は完全に麻痺しましたが、震災後数日 の内に僅かながらも、復旧の兆しが見えて来ました。是は、陸軍や民間の航空機が 郵便逓送の任務に携わったからです。使用例は10月半ば頃迄の記録が有ります が、何れも極少ない様です。 |
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上の画像は、民間扱いの一部として「東西定期航空会」が朝日新聞社を窓口にし て、逓送した封筒です。9月23日に東京立川飛行場より大阪迄航空機(河内操縦士) で輸送され、大阪中央局にて抹消印が押印されています。差出人の書いた日付は 19日となっています。料金その他、とても興味深い使用例ですので、注釈抜きで紹 介します。 参考文献: 関東大震災後の通信事情 本池悟氏著 |
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