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①は「印刷鑑」の表紙です。明治10年6月に発行された印刷物の見本帖です。 |
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上記表紙の文献中には②④⑦が入っていたとの説がありますが、澤氏によると印
刷鑑の中には、⑦は入っていないとの事。
「The JAPAN Philatelist, Aug~Sept., 1978」参照 |
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③は澤本「小判切手」の中に採録されているものですが、④はそれに繋がります。
③は昭和49年に発表されていますが、時が経って下半分の登場です。 |
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⑤(36枚群)・⑥(36枚群)・⑦(80枚群)は、①の中にあったものといわれていますが
⑤⑥は切断して売られたので、元の姿は記録だけになっています。⑦は何らかの
見本帖から切り取られた物には違いありませんが、①の中にあったのでしょうか?
シートの原型は 留めています。 |
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現在、①の完全本といわれているものは、京都の有名収集家のコレクションに一冊・国
会図書館に一冊(この本は⑤⑥の入ったページと⑦の入ったページが切り取られてい
るとか・・・)の二冊と役所の何処かに二冊(これも切手のページがないとか・・・)があ
るといわれていますが、未確認です。 |
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⑦が①の中に入っていたのか?入っていれば横型の筈ですが、完全本で確認した
いものです。故小島勇之助氏の記録によれば、①の中に入っていたとの事。 |