日本切手ノート (8)      14.09.10

★ 2001.09.11.のカバー

 昨年の9月11日、思い出すのも嘆かわしい大事件が起きました。これに関する事と
して取上げるのは、不謹慎と言われるかもしれませんが、郵趣の歴史の一齣として
記録します。


 上の封筒は2001年9月11日午後6時より12時の東京京橋局の欧文消印で消された
封筒です。ご存知の理由により配達不能になり、東京国際局よりその旨を印刷した
付箋を貼り、同局の13.IX.2001の日付印を押印して返送になりました。郵趣に興味の
あった差出人はこれを手元に置く事にして、料金還付を受ける事にしました。この時
付箋は剥がされる事になっていたそうですが、混乱に紛れて「料金還付済」の書込
みと消印をタイして記録して貰う事に成功しました。この印に「東京○○○局内」として
あるのは・・・ご了解下さい。


 上の左の封筒は9月13日に米国CAL.BEVERLY-HILLSのメーター・スタンプを貼って差
出された物です。しかし、配送中止になり16日迄ストップされ、実際に動き出したのは
9月16日で、再開第1便の消印を押印して日本へ送られて来ました。
○欧文TOKYO.19.IX.01・12-18の到着印が押されています。
 右の封筒は9月12日の消印で消されていますが、当然ストップされ、再開第1便で送
られた事と思います。到着印は有りません。


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