日独戦争と俘虜郵便の時代 22 03.04.10. |
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12) ドイツ青島要塞攻略 参加兵力 |
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日本がドイツに宣戦(1914年8月23日)した時には、日本海軍は既に作戦海域に 向かっていた。 |
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図68 |
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第二艦隊(司令長官加藤定吉中将{図68})は、戦艦(周防、石見、丹後)、巡洋艦 (千歳、磐手、常磐、八雲{図69}、高千穂、利根)、海防艦(沖島、見島、秋津洲)、 駆逐隊三隊、及び英国ジェラム支那艦隊司令官率いる戦艦トライアンフ、駆逐艦ア スクをもって膠州湾外へ進み、8月27日同湾封鎖を宣言した。 |
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図69 第二艦隊より巡洋艦八雲 |
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一方、陸軍は青島要塞攻略部隊として独立第十八師団を組織(大正3年8月22日) した。久留米第十八師団(大村歩兵第二十三旅団、久留米第二十四旅団)を基幹と して、姫路第十師団の一部、豊橋第十五師団より静岡歩兵第二十九旅団、独立攻 城重砲兵4箇連隊、野戦重砲兵2箇連隊、臨時鉄道第三大隊、工兵独立大隊、他 が参加した。 |
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図70 |
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総指揮は、久留米第十八師団司令官でもある神尾光臣中将(図70)がとる事にな った。 |
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図71 独立第十八師団参謀、中央に神尾中将。10月29日張村司令部にて撮影 |
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