第二部・日独戦争と俘虜郵便の時代 88      06.08.11

12) 福岡俘虜収容所(その2)


358 名嶋への遠足


図359

 359は、大正4430福岡局発、海軍砲兵隊第五中隊のヴァルムホルツ
Lorenz Warmholz5K/MAK)差出、ドイツ宛俘虜郵便。収容所名入郵便検閲印は赤
色、“
SDPDG”印は赤色。


図360

 
360は、大正4510福岡局発、第三海兵大隊第三中隊予備副曹長のハーマン
Kurt Hamann3K/VSB)差出、ドイツ宛俘虜郵便。収容所名入郵便検閲印、
SDPDG”印共に青紫色。
大正3114、海泊河右岸の小堡塁で俘虜となった。


図361

 361は、1915年(大正4年)1014ドイツのアルテンブルグ発、海軍砲兵隊第四中
隊のグゼーク(
Georg Gusek4K/MAK)宛の俘虜郵便。シベリア鉄道、敦賀経由で福岡
には
1124に到着している。グゼークは、大分収容所を経て習志野収容所に移動し
ている。

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